Saturday, October 14, 2006

新クラブのクラブセッティング


新クラブのクラブセッティング


スリクソンの新しいクラブ、ZR-600。
小生も先月より使用している。
大変、打ちやすく、どちらかといえば、やさしいクラブである。
しかし、何本かの番手が引っかり気味であった。
そこで、日本で有数のクラブフィッターであるゴルフシティーの太田栄造氏の元で調整をすることとなった。
まずは、ライ角度と打点のテスト。
それから、総重量、振動数、ライ角度、バランスなどの測定を行った。
打球テストと測定の結果、ライ角度は問題ない。
それでは、どうして引っかかるのであろうか。
メーカー出荷時に、ネック部分に真鍮をいれてバランス調整を行っているケースがある。
したがって、ネック部分に重量配分が来て、フェースが返りやすくなる。
全てのシャフトを取り外し、ネック部分に入っている真鍮を排除する。
リシャフトの結果、総重量とバランス調整は、フェース裏に鉛を張って行う。
トウ側に鉛を張れば、フェースが返りにくくなる。
手のかかる作業であるが、表面上のバランス調整とは大きな違いがある。
平成18年10月15日

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