Wednesday, October 04, 2006

五木寛之氏の重たい話


五木寛之氏の重たい話



五木寛之氏の話を聞く機会に恵まれた。
「毎年3万3千人弱の方が自殺をしている。」
 これは、阪神大震災が毎年4回おきているのと同じ。
 広島原爆が、6年に一度、落とされたのと同様の死者の数である。
 あるフランスの調査によれば、一人の自殺者の裏には、10人以上の未遂がある。
また、その10倍の自殺願望者がいていると言う。
現在の日本の社会は、衆生が病んでいる。
ストレス社会で、1億「総」鬱病とも言われている。
「心が萎える」ことは、誰でもあること。
だが、うつ病とは区別して、自分と向き合うことが大切。
時には大きく「ため息」をつき、そして涙する。
「多打幾稈 身體好
 小多打稈 心情好」
中国のゴルフ場に掲げてあった名文。
たくさん叩けば、身体に良い、少なく叩けば、心に良い。
たくさん叩いたラウンド後は、大きくため息をついて自分と向きあうことも大切かもしれない。
平成18年10月5日

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