痛快な小説
「メトロに乗って」以来、浅田次郎氏のファンになった。
自分の身に照らし合わせて、ちょっぴり深刻で、哀愁が感じられた。
「椿山社長の七日間」では、笑いあり涙ありの痛快物語。
ほれ込んでしまった。
「蒼穹の昴」を読んで、考えが変わった。
浅田次郎氏に対しての尊敬の念が生まれた。
壮大な長編歴史物語を同じ作家が書いたとは信じがたい。
今回の「シェラザード」で、再度、打ちのめされた。
この作家は、どこまで幅があるのだろうか?
4つの全く違った感動を与えてくれる名作であった。
平成18年11月17日
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