2本ドライバー時代の到来!?
重心位置の違うドライバー2本時代到来!
マスターズでフィル・ミケルソンが優勝した。
今年のオーガスタは、昨年より155ヤード延びてトータルヤーデージが7445ヤード。
しかもフェアウエーの芝生を逆目に刈り込んでいるためにランが出にくく、距離的には相当タフな状況であった。
そんな中、ドライバー2本を入れて戦ったミケルソンであった。
距離が出るドロー用とフェードボールが出る2本。
ロフト角は、ともに9.5度であるが、ドロー用が46インチでフェード用が45インチ。
違いは長さだけではない。
スイングを変えることなく、ドローとフェードを打てるようになっている。
すなわち重心位置が違うヘッドである。
重心位置がネックよりの黄色い点のほうが赤い点よりもフェースが返り易い。
重心距離が長くなれば完成モーメントが大きくなり、フェースローテーションがしにくくなるからだ。
スイングを変えることなく、クラブの機能を使って、ボールの弾道を代える事が出来る。
今後、一般プレーヤーのキャディーバックの中にも、2本のドライバーが増えてきそうだ。
平成18年5月2日
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