東野圭吾氏の「手紙」
最近、やけに東野圭吾氏に入れ込んでいる。
まずは直木賞受賞作品の「容疑者Xの献身」。
著者が「正統派ミステリーとしては、僕の最高傑作です」とコメントしている。
そして直木賞後、最初の長編作品の「赤い指」。
屈折した家族模様を描きながら、愛情とは何かを問われている気がする。
今回の「手紙」は映画化され、11月ロードショーが控えている。
両親を早くに無くした貧しい兄弟の話。
弟を大学に行かす為に「強盗殺人」を犯してしまった兄。
犯罪者の身内のレッテルを背負いながら生きていく弟の人生模様を描いている。
秋の夜長に良書を枕にするのも悪くはない。
平成18年10月23日
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