「新島襄物語」
同志社大学の創立者、新島襄先生
同志社大学の創立者の新島襄先生。
1864年6月15日、日本がまだ鎖国をしていた頃、法を犯して函館より出国した。
上海からインド洋を抜け、喜望峰を回り、13ヶ月をかけてボストンに到着した。
アメリカで10年間を費やし、帰国後に同志社大学を設立した。
小生、同志社香里中学校に入学した夏休みの課題図書で「新島襄物語」を読んだ。
帰国を間近に控えたキリスト教集会でスピーチの機会があった。
日本での大学設立のための募金を募ったところ
「帰りの電車代の2ドルしかないですが、使ってください」と老婦が申し出た。
小生、その場面を読みながら涙した事を、つい最近のように覚えている。
自分もアメリカの大学で学びたい、という淡い気持ちが芽生えたのが、その時期。
小生にとって、かけがえのない大切な一冊となった。
平成18年5月4日
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