Tuesday, June 13, 2006

パク・セリの復活劇


涙の復活、セリ・パク全米女子プロ優勝


宮里藍プロが惜しくも1打、足りなかった。
3日目にトップに立ったのだが、プレーオフに1打及ばず、3位に終わった。
今年の全米女子プロの優勝は、涙の復活を果たした朴セリだった。

98年1月、フロリダ州オーランドのレークノナGCのドライビングレンジ。
小生の前で、黙々とボールを打っていた。
まだ20歳の朴・セリをデビッド・レッドベターが紹介してくれた。
「今年からLPGAにデビューする彼女は、注目株になるから、覚えといて」とデビットが教えてくれたように、その年にメジャー2勝し鮮烈なデビューを果たした。
その後、彼女の活躍に喚起された韓国人の女子ゴルファーが、アメリカに大挙している。
そんな彼女も体の故障をわずらい、長いスランプに陥った。
父親からのスパルタ教育の反動の「バーンアウト」とも言われた。
スポンサーも離れ、ティーグラウンドに立つ事も怖くなった事もあったらしい。
「若い子たちが増え、私はもう年だと思えてならなかった。8年前より今回の優勝の方が大事。新しい自分がスタートすると思う」
復活劇は、見ているものにも感動をよぶ。
まだ幼さを感じる彼女と記念写真を撮ったあの頃が、懐かしく思い出された。
平成18年6月13日

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